国家資格キャリアコンサルタント試験のKOKAGE考(7-2)キャリアコンサルティング

今回は、キャリアコンサルティングについてまとめてみたいと思います。

「キャリアコンサルティング」

1 キャリア形成の6つのステップ

 2001年5月、厚生労働省が発表したキャリア・コンサルティング・マニュアルで紹介

(1)自己理解

 ・キャリア形成に関する「自分自身」を理解するステップ

 ・具体的な興味、関心、能力及び経験等を振り返り、整理し、自身の理解を深める

(2)仕事理解

 ・仕事の業種、職種、仕事内容、労働環境及び入職ルート等を理解するステップ

(3)啓発的経験

 ・進路や職業の選択や意思決定の前に体験してみるステップ

(4)キャリア選択に係る意思決定

 ・いくつかの選択肢の中から選択する、あるいは目標を決めるステップ

(5)方策の実行

 ・意思決定のステップで決めた目標に対する計画を実行していくステップ

(6)新たな仕事への適応

 ・方策の実行の結果、達成された就職等による新しい環境に適応するステップ

2 キャリアコンサルティング

(1)8つのプロセス

 「相談場面の設定」+「キャリア形成の6つのステップ」+「相談過程の総括」

 ①相談場面の設定
  
 ・ラポールの形成(協働関係の構築) ※ラポール 信頼に満ちた温かい関係

 ・相談の目標、範囲等の明確化

 ・守秘義務とクライエントの安全と利益を守るための危機介入

 ・40~50分/回の面接時間

 ・見立て(アセスメント)

 ・リファー 専門領域を超える場合、他の専門家へのコンサル等の対策を講じる

 ・状況把握

 ・必要に応じて記録(カルテ)を残す

 ②自己理解

 ・職務経歴の棚卸、職業経験、キャリア指向性、個人を取り巻く諸条件及びキャリア志向性

 ・分析と統合 いくつかの視点で自己を分析し、自己の特徴をまとめて描写すること
 
 
 ③仕事理解

 ・職業情報の提供、職業を取り巻く環境に関する理解の促進

 ・総務省 日本標準産業分類(大分類20-中分類99-小分類530-細分類1460)2013.4月

 ・厚生労働省編職業分類

 ・OHBY(オービィ)カード 職業ハンドブックOHBY(430種の職業情報)をカード化(48枚)

 ・会社四季報、日経会社情報、会社年鑑、帝国データバンク他

 ④啓発的経験
 
 ・啓発活動を行う意義・目的への理解と情報提供

 ・インターンシップ、トライアル雇用、アルバイト、ボランティア

 ⑤キャリア選択に係る意思決定

 ・短期・長期の目標設定支援

 ・目標達成のための方策(能力開発等)の策定支援

 ・中長期的なキャリアプラン(ライフプラン)の作成支援

 ・キャリアプランに沿った短期目標、行動計画の策定
  ※短期目標 1)具体的、2)観察可能、3)期限設定、4)明文化、5)明確な行動内容

 ・能力開発支援 
 
  (企業内)OJT、OFF-JT、自己啓発
 
  (公共機関)職業能力開発総合大学校、高度ポリテクセンター、創業サポートセンター等
 
 
 ⑥方策の実行

 ・動機づけ支援

 ・方策実行のマネジメント

 ・グループアプローチ

 ⑦新たな仕事への適応

 ・新たな職場環境に適応するための支援(情報提供)
  
 ・労働条件等の確認、内定先比較検討表の作成
  
 ・メンタル面のサポート
 

 ⑧相談過程の総括

 ・相談過程の評価、面接の適切な終結

 ・目標達成による終結(達成感や満足感)

 ・中断による終結(ラポールや協働関係の希薄化、双方が協力できない等)

 ・目標の達成度と評価
  
  1)支援結果の確認
  2)支援プロセスの確認
  3)クライエントの長所による自信の保持の再確認
  4)達成、未達成の振り返りと評価
  5)双方が言いそびれたことの確認
  6)双方が抱いた感情についての話し合い
  7)クライエントの次のステップへの明確な方向性の保持
  8)終結時期における双方の状態等

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