国家資格キャリアコンサルタント試験のKOKAGE考(6-5)行動療法
今回は、カウンセリングに関する理論等の中から、行動療法についてまとめました。
「行動療法」
1 行動療法
・学習理論を活用した療法
※学習理論 人は過去の体験から学習し、今の行動を規定する
・人の内面ではなく、客観的に観察できる「学習」と「行動」に焦点をあてる
・行動療法は、「間違った学習」を正しく学習しなおすこと
2 学習の3つのタイプ
(1)レスポンデント条件づけ(S-R理論ともいう)
・何らかの刺激(S)が、感情(反応(R))を引き起こす
(例)教師に不意に怒鳴られ(S)、ショックを受けた(R)人が、
目上の人と話す面接(S)する際、緊張の余りパニック(R)を繰り返す
(2)オペラント条件づけ(S-O-R理論ともいう)
S 何らかの行動をした結果、嬉しい出来事を経験
O その行動と出来事を認知
R その行動を繰り返す
(例)S 丁寧な挨拶をすると自分のペースで受け答えができた
O 丁寧な挨拶で人と接することが有効だと認識
R 丁寧な挨拶をするようになる
クルンボルツのキャリア理論に活かされている
3 モデリング学習(観察学習) バンデューラ
誰かが正の強化を受けるのを見て、正の強化を期待して同じような行動をとる
4 行動療法の実践
①系統的脱感作法
不安を感じる場面を程度の低い順に徐々にリラックスし、イメージし慣れる
②ガードイメージ法
具体的な場面を想定し、イメージの中で成功体験を積んでいく
③モデリング
うまくいく事例を見る
④ロールプレイ、アサーショントレーニング等

