国家資格キャリアコンサルタント試験のKOKAGE考(5-9)ホール
キャリア発達理論群に属するホール先生の理論をまとめました。
「ホール」(ダグラス・T・ホール/アメリカ)
1 関係性アプローチ
①キャリアは、他者との人間関係の中で相互に学びあう、その積み重ねで形成される
②キャリアは、生涯を通じた経験・スキル・学習・転機・アイデンティティの変化の連続
③キャリアは、過程であり、仕事に係る経験の連鎖
(キャリアに良い悪いはない。また成功や失敗の意味も含まない。)
2 プロティアンキャリア(ギリシャ神話のプロメテウスから)
(1)変幻自在なキャリア
①固定的ではなく変化する。個人において形成される
②旧来のキャリアは、組織のニーズにより形成されてきた
③核となる価値観には自由・成長がある
(3)アイデンティティ 変化の中でも自己を保つ
(4)アダプタビリティ 変化を受け入れ役割行動を調整
適応コンピテンス×適応モチベーション
3 キャリア意思決定の4つの要素
①日々における選択
②サブ・アイデンティティの選択(役割における期待に応える自己認識)
③適切なキャリア選択に重要な自尊心
④関係性アプローチ
(良好な交流が相互の学びを導きだし、キャリア発達を促進)
4 心理的成功
(1)キャリアの意味するもの
①昇進
②専門性
③生涯を通じた職務の連鎖
④生涯を通じた役割に係る経験の連鎖
(2)キャリアの目標 心理的成功こそが、最終的な目標とした
※社会的な成功や物理的な成功が最終的な目標ではない

