国家資格キャリアコンサルタント試験のKOKAGE考(5-25)エリクソン
今回は、発達理論群の中から、エリクソン先生の理論をまとめました。
「エリクソン」(エリク・H・エリクソン/アメリカ)
1 ライフサイクル論(心理社会学的発達理論)
(1)概論
①人の生涯の発達を社会的な関わりから捉えたもの
②発達期を8段階に分け、それぞれに発達課題を設けた
③それぞれの発達課題の達成を健全な状態と捉えた
④発達課題が未達成の場合、心理的危機をもたらすとした
(2)発達期と発達課題と心理的危機
①乳児期 (課題)信頼感vs不信感、
(危機)自分や他人への不信感
②幼児期 (課題)自立性vs恥・疑惑、
(危機)過剰な羞恥心、自身への疑惑
③児童期 (課題)自発性vs罪悪感、
(危機)外部と自分の要求の不均衡に罪の意識
④学童期 (課題)勤勉性vs劣等感、
(危機)受け身の学習に劣等感
⑤青年期 (課題)自我同一性vs自我同一性拡散、
(危機)自分が見えず、方向性喪失
⑥成人期 (課題)親密性vs孤立、
(危機)対等な関係性構築ができず、孤立感
⑦壮年期 (課題)世代性vs停滞性、
(危機)生活、社会的行動の停滞、自己陶酔
⑧老年期 (課題)統合性vs絶望、
(危機)人生を悔やみ、絶望
2 アイデンティティ
(1)アイデンティティ(=自我同一性)
自分とは何か、どういう存在か示す言葉
(2)青年期の発達課題
・青年期前の他との同一化から、自我が芽生え、自分を確立していく重要課題
・自分を確立できないことで、アイデンティティの拡散となり、混乱
・この時期は、義務や責任が一時的に猶予される、モラトリアムの時期

